弱いの知ってるけど

弱い自分と向き合い勇気を出させて30年サラリーマンを頑張ってきました。転職5回、仕事や転職の失敗談や理不尽・達成感・乗り越えた経験を紹介させてもらってます。 少しでも力になれたら、嬉しいです

社会人失敗談③/遅刻の上に...

社会人失敗談シリーズの3回目です。

またまた、遅刻のお恥ずかしい話しです。

20代の頃は休日は10時間とか寝てましたね。不思議な程、本当によく寝ました。

 そして、またまた遅刻してしまったのです。

26歳のときです。これまでの勤務していた東京の会社を辞め、少しでも実家近くへと地方都市に引越して通販会社に入社しました。

入社半年経過した頃のことです。

いつも目覚まし時計を2台セットをしていたのですが、1台目は止めてウトウトし、2台目が鳴ったら起きるというパターンになっていました。

この日ばかりは2台目が鳴らなかったのです

そして、ハッと起きたら勤務開始時間の30分前でした。

「やっちゃった~でも、間に合う!走れば間にあう」と気持ちを切り替えました。

 最寄駅まで歩いて10分、電車に乗って10分、会社まで歩いて5分なので、急げば行ける可能性があります。

そして、大急ぎで顔だけ洗って(汚い!)スーツに着替えて、家を出ました。

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3~4分程、駅に向かって走りました。「いけるぞ!、まにあうぞ!」と思っていたのですが、途中の交差点が赤信号になり止まりました。

 

そして、ふと自分の足を見ると靴の右と左が違うのです。黒の革靴と茶色のデザイン靴でした。「うわ~!これで行くかと思ったのですが、間に合う可能性があったので、履き替えてこよう!」と決意しました。

これまでのスピード以上に速く走ったのですが、家に到着しすぐに履き替えて時計を見ると「15分しかない、間に合わないかも?」と焦り出しました。

「努力してやれることはやろう!」「最善を尽くそう!」「できる方法があるはず!」と仕事でもそのように自分に言い聞かせていたので、この発想で思いつきました。

「車で行ってみよう!駐車場代がかかるけど仕方ない!」と思いすぐに車に乗り、向かいました。

車で会社に行ったことは今回が初めてだったので、家を出て細い道は順調に進んでいたので、「これはいける!」と思いました。

そして、都心に向かう大きな国道に出るため、交差点を左折したところ渋滞の光景が広がりました。

「わ~!もう無理だ、でも左車線は車がいないぞ!」と少しでも進もうと100mほど走ると、なぜか警察がいて左の広場に入るように指示されました。

「悪いことやってないのになんだろう? 事件の検問かな?」と思い指示されるままに広場の奥にいって車を止めると「この時間の左車線はバス専用路線なので違反だよ」と言われました。 

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「遅刻」と「交通違反」のWパンチで放心状態になりました。

 

「できる方法があるはず!」とまで思ったのに、チャレンジしたのに、このような結果になるのか?と本当に落ち込みました。

そして、電話だけさせてほしいと警官に伝え、公衆電話に行き会社に電話しました。

「今日はプライベートで車を使うので会社に車で向かったのですが、出勤途中で交通違反で捕まったので遅刻します」と伝えました。「それは、仕方ないね」と上司に言われ遅刻は了承いただきました。

「寝坊して遅刻します」という理由よりも信頼を落とすことはなく、上司も仕方ないと思ってもらえて、遅刻の連絡もすんなりできてよかったと感じました。

決してよいことではないのですが...

その後、警察に注意を受け、指紋をとられ、違反の切符を切られました。

これから車で会社に向かったら更に渋滞で遅れる可能性があるため、車を自宅に置きに帰り、電車で会社に向かいました。結果的に1時間遅刻しました。

本当に情けないです。

 

そして、今回の件で心に誓いました。

「もう2度と遅刻しない」

「目覚まし時計は1回目で必ず起きる」

「目覚まし時計の音が小さいなどは早めに電池を変える」

「靴の左右が違う程度の他人から見て恥ずかしいというプライドは捨てる」

本当に情けない誓いです。

一つだけ収穫があったのは、

『「できる方法はあるはず!」と懸命に動けば少しでもどうにかなる!』

と確信できたことです。

本当にレベルの低い出来事ですが、このようなこともマイナスの経験から、その後の考え方につながりました。

サラリーマン時代も今でも何か困ったことがあれば「できる方法があるはず!」と心がけて乗り越えられたことが何度もあります。素晴らしい知恵やアイデアが浮かばなくても諦めずに「できる方法があるはず!」と自分の心にまっすぐに課せばどうにかなります。 

こんな失態をしている私が言っても説得力がないですね。

せめて、失敗したことは「どんなことでもプラスに変えることができる」と思っていただけたら幸いです

そういえば一度だけ、右と左の革靴が違うサラリーマン男性をみかけたことがあるのですが、この人は私なんかよりも心の大きな人なんだろうな~、凄いな~と思いながら、この件を思い出したことがあります。 

 前回の失敗談です。こちらもお時間あればお読みでいただければ嬉しいです。

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