「自分の弱さ」はなかなか開かない貝のようです。
私は昨年8月に仕事を辞めてから半年が経過しました。
辞めた直後は季節も夏だったのが、秋になり年末年始を迎え、これから春になろうとしています。
仕事もしていないのに時が経つのが仕事をしているときよりも早く感じます。
1日があっという間に過ぎていきます。
その間に考えたことは、
◎通販の起業でもしようか?
◎自分が本当にやりたいことは何か?
◎自分は生活のために仕事をし続けてきただけだったのではないか?
◎資格を取ろうか?
そして
◎本をじっくり読むようになり、自分が狭かったと反省もしました。
◎サラリーマンの安定した収入の有難味も感じました。
◎自分一人では何もできないと痛感しました。
このように大したことは出来ていません。
「自分の中の狭い中でいろいろな葛藤だけしていたのかな?」と思います。
一方で良かったことはブログをはじめて、自分の過去を書いているうちに自分の人生としっかり向き合うことができたことです。
そして、自分の弱さともしっかり向き合えた上で、自分の強みに気づけたことです。
それは、
『自分の弱さを乗り越えるために勇気を振り絞った心の中の”弱さ”との戦い!』
でした。
その戦ってきた自分の弱さとは
「社会に対してなかなかすぐに適応できない不器用でわがままな自分の心でした。」
だから、綺麗に正しいことばかり書くことを止めて、自分としっかり向き合い続けるためにも正直に弱さをさらけ出してみようと考えたのです。
”自分の弱さ”はこれまで表に少しでも出さないように心の蓋をする癖がついていました。みんな大人になるとそうなのかもしれません。
私は完全にそのように防御しながらしか生きていけなかったのだと思います。
表現するためにその蓋を開けようとするのですが、すぐに閉まろうとしてしまいます。固くてなかなか開かない貝のようです。
こんなにも頑なに開きにくい心だとは思いませんでした。
そして、その自分の心を少しずつでも開き、そこから絞り出す作業は本当に心が疲れます。
こんなにも大変なこととは思いませんでした。
作家さんなどの創作する職業の人というのは、このような大変な作業と凄まじいエネルギーで戦っているのでは?と勝手に想像してみました。
サラリーマンでは決して味わえないことだと思います。
サラリーマンはやはり他人のレールの上を走っているのでしょうね。
今後も”自分の弱さ”の頑なな殻と向き合って、もっともっと正直な自分や弱い自分を自然に表現していけるようになりたいと思っています。
そのようなことしか、どうやら私にはできなさそうです。
これを超えれば、自分が知らない何かがその先にありそうに思うのです。
だから、それを追求して掘り下げてみたいと考えています。
やっぱり人のために生きていきたいな~としみじみ感じました。