弱いの知ってるけど

弱い自分と向き合い勇気を出させて30年サラリーマンを頑張ってきました。転職5回、仕事や転職の失敗談や理不尽・達成感・乗り越えた経験を紹介させてもらってます。 少しでも力になれたら、嬉しいです

第4回「真面目さだけで仕事を素直にやってみた」/社会不適応の自分が適応してきたこと

 

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真面目さだけで仕事を素直にやってみた

社会不適応の自分が適応してきたことの4回目になります。

「元々もっている生真面目さだけで仕事を素直にやってみた」

自分で言うのも何ですが、私は戦後のど真ん中の日本人と思えるほど真面目です。というか生真面目です。

 

先日読んだホリエモンの本に「生真面目になるな!」と書いてあって、なるほどなるほどと思いながら夢中に読み、自分は会社に骨の髄まで洗脳されて真面目というより生真面目にまでなってしまったのだと思いました。自分のことだな「洗脳された前向きな社畜は」と...

結局、自分にできるのは真面目だけだからと思いそれを自ら徹底して、自ら進んで洗脳されて守られたサラリーマンの世界で生きてきたらしいです。

でも、それしかできなかったしそれを信じていたんです。

それ以外の発想はなかったのです。

「そんなに指摘しないでよホリエモン!、わかったよ!間違ってたよ。でも自分の小さい歴史だけど傷つくからあまり、ズバズバ言わないでよ...」

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そんなに指摘しないでよ!

そのように心がいっぱいいっぱいの気持ちで、なんとか最後まで読み終わりました。

勇気ももらいましたが、傷つきもしました。

 

M気質だからなのでしょうが、その後にホリエモンの本を立て続けに6冊ほど読みました。だいぶ疲れましたが向き合ってみようと思い読破しました。力をもらえましたがそれがこれからの人生で実践できる自信はありません。

でも、凄い人でした。

 ホリエモンさんの話しは置いといて...

 

初めて「正社員」として入社した小さな会社でのことです。

生真面目な私は「仕事をすること」「生きる意味」をさんざん悩んでいたため、周りの人も正社員として入社してきたけど、「すぐ辞めるんじゃないか?」と心配されるほどだったようです。

仕事や生きることに悩みはありながらも、会社では「がんばろう!」と思っていて、その悩みが体から滲み出てるとは思いもしませんでした。

そして、ややこしいのが「私の安いプライド」です。

「自分は鳴り物入りで入社した正社員だ!」という勘違いをしていました。

そして、アルバイトのメンバーを心で見下し、アルバイトから仕事を頼まれると嫌な気持ちになっていました。顔に出していないつもりですが出てしまってるのでしょうね。

こんな奴、今ならぶん殴りたいです。

 

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こんな奴(自分)、今ならぶん殴りたい!

そんなだったので自分はあっという間に会社で勝手に孤独になっていきました。

そして、自分がこんなに孤独になっているのは、

「自分にきちんと教育しない会社が悪い!」

「自分に雑用ばかりやらせるから、仕事も覚えられないじゃないか!」

 そんなことばかり考えていました。

でも、その心の叫びに自分の心が共感していないのです。

それは身勝手な発想だと自分の心はわかっていたのです。

それでも、「他人のせい」「会社のせい」にしがみついていました。

 

それから、数日後にふとんの中に入ったときに降りてきたのです。

 

「お前は入社したばかりで何の仕事ができるのか?」

「お前が必死にしがみついているのは、いらないプライドだ!」

「商品知識すらないお前が何の仕事ができるのか?」

 

確かにその通りだと感じ、一緒に働いている人達に申し訳ない気持ちになりました。

今すぐにふとんから飛び起きて謝りにいきたい...と猛省しました。

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心を入れ替えてどんな雑用でもしよう!

「心を入れ替えてどんな雑用でもしよう!」

心に決めました。

 

 「どうせ嫌いな仕事をやるなら真っ直ぐに仕事と向き合って何でも受け入れてみよう!」

「どんな嫌いだと感じる仕事も他人が嫌だと思う仕事も素直に受け入れてやってみよう!」

「自分がやったらよりよいものにできるよう真面目にやってみよう!」

「人に何でも頼まれる人になってみよう!」

 

 

翌日から私は一緒に仕事をしている周りの人の困ってそうなことは、どんな雑用でも「自分がやりますよ!」と積極的にやりました。

掃除や雑用の仕事ほど進んでやるように心がけました。

すると不思議なものでネガティブに見えていた職場が雑用しかやっていないのに明るく見えてきたのです。

そして、いろいろな仕事を依頼されるようになり、その依頼された仕事を進めていくことが知識や経験を積むことにつながっていきました。

2年後には部署を任されて、社内でも相談されるようになりました。

 

このようにして、社会不適応の私が

「生真面目さ」「素直さ」

の大切さを知ったのです。

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「生真面目さ」「素直さ」の大切さを知った

これに気づいた頃はネガティブなことはもう忘れていました。

 

だから、ホリエモンさんからこのサラリーマン気質の私が信じきっていた「生真面目さ」を否定されると自分の小さな歴史の気づきは「間違ってた!」と思ってしまいます。

それでも自分はこの「生真面目さ」を信じてやってきたので、その底辺レベルでも納得できるので、それで自分はいいのだとちょっと言い聞かせます。

「正しい!間違っている!」とか言うことではなく、それぞれの意見でよいのですよね。きっと、それでいいのです。

 

元々が社会不適応の私にしては底辺レベルでも適応してきたので「合格」と思い込みます...