横並びに道を歩くことについて
私は子供の頃からあまり友達の多くと一緒にいることは好きではありませんでした。
せいぜい自分と友達1人の2人でいるのがもっとも好きでした。
わかりませんが結構そのように思っている人は多いのですかね?
私の家が2人兄弟だったことも影響しているのかもしれません。そして、いちいち強く主張しなくても自分の声や意志は必ず聞いてくれる環境だったからなのかもしれません。
また、集団でいると仲の良い友達でも主張をぶつけあうことになり面倒だし、意見が対立すのが本当に嫌なことも理由の一つです。
このことと関係ないかもしれませんが、特に今でも嫌いなのが友達でも会社の人間でも3人以上と道を歩いているときに3人とか横に広がって歩いて、前から来る他人の邪魔になっているにも関わらず、あまり避けようともしない行動が本当に嫌なのです。
まるで、単に道を歩くだけなのに自分の優位性を競いあっているかのように横一列を死守しようとしている姿が人間同士の低次元のくだらないプライドのぶつかりあいを見ているようで人間のみっともない部分が見えるように感じるのです。
これは女性よりも男性によく見える行動だと思いますが、特に若い男の子が目立つのはくだらないプライドのぶつかりあいなのでしょうね。
このような小~っちゃなプライドが男は本当に面倒くさいです。
そして、同じ男として情けないとさえ思います。
だから私は複数で道を歩くときにはすぐに後ろに下がるようにしています。
このようにすぐに下がるようにしたときには、自分自身も劣等感のような嫌な感覚を感じたこともあります。
いじめられるときの最も初期の段階のような嫌な感覚です。
このように感じるから横並びに並んでしまうのかもしれませんね。
これを気になる方は列の後ろに下がるのではなく、1人ででも集団の前に行ってしまうことが回避策として良いです。
また、あまりおすすめではありませんが、出張先での飲み会で2次会に行くことになり、その場所に移動するときが本当に嫌で歩きながら後方にゆっくり移動して途中で自分だけ横道に外れて一人でラーメン屋さんに行ったことさえあります。
次の日にいろいろ言われますが...
このような行動1つとっても自分は本当は社会に適応したくないんだと思うのです。
つまり質の悪いわがままなんだと思うのです。
私はことなかれ主義で平和主義で人と対立したくない典型的な日本人なのですが、一方で他人の行動を批判し自分を正当化しながらも結局は自分の都合の良い場所ばかりを求めるわがままなのだとこれを書きながら感じてきました。
本当は社会に適応したくないわがままだけなのだろうか?
ちょっと違う気もしますが、わからなくなってきました。
チームワークは横並びであるべきだと思います。
責任は縦並びであるべきだと思います。