自分の収益だけでなく、世のためになるビジネスをしてほしいです。
ビジネスでもコンサルティングでも世のため人のためにならなければ存在価値はなく,
最低限のビジネスを継続するということはできません。
ブログでもYouTubeでも収益を上げている人はやはり必ずと言っていいほど、他人のためになっていることを念頭に作成されています。
本当に素晴らしく、私は足元にも及ばないと感じます。
そして、自分にメリットがないことでも貴重な情報を提供してくれるから、その記事に感謝したり、頼りにしたりと自然に親しみも沸いてきます。
不思議なもので単なる文書の活字が著者の想いである「他人のために、役立てるために」という心までもが自然に伝わってきます。
文章力ではなく、心が伝わるということは本当に素晴らしいことです。
私もアフィリエイトを少しやっていますが、「クリックしてもらうために、誘導するために、そしてその先の自分の報酬のために...」と思った文章は心が入っていなかったり、その報酬というものが自分が読んでも伝わり、嫌な思いになります。
ブログの世界こそ
「世のため人のための純粋な思いが大切なのですね!」
私の以前の経験ですが、独立やフランチャイズのサイトで知り合ったWordPressを加工してポータルサイトを提供している会社と知り合ったのですが、その代表は私と同世代で50才代前後の方なのですが、非常に物腰しが柔らかく親切にそのサイトを使用したビジネスをすすめてくれました。
そして、実際にその企業に訪問しコミュニケーション中心で家族の話しや子供の話しで盛り上がりました。
その人柄やサポートをするとのことからやってみようと思い契約したのですが、契約後から態度が急変したのです。
電話で話すとトーンは変わりサポートをすると言っていたにも関わらず「システムを提供しているだけですから」と態度が変わったのです。
おかしいと思い、サイトに掲載していたものをもう一度確認して見ると記載しているサービスやマニュアルの提供もなく、プランの説明もきちんとされておらず、問合せをすると「説明した」との回答で平行線なのです。
そして、「契約通りに責任をもってすすめてください。」と間接的にお金のことを言ってくるのです。契約書にはサポートの件は記載されてもなく、失敗したと思いました。
人柄だけで信用して契約した私が悪いのですが、このようなビジネスをしている同年代がいることが本当に残念な思いになりました。
私たちの年代はバブルが崩壊したのが20代前半で景気低迷からスタートした世代です。その後、リーマンショックもあり、一人一人ががんばっている中でまた経済を復興していくことになった世代です。
先輩のバブルの話しを聞いて「うらやましい!」と思いながらも目の前を一つ一つがんばってもバブルのような高額なボーナスももらえない状況でした。
子供が生まれる年のボーナスは十数万円でした。それでもがんばり続けなければと歯を食いしばってきました。子供には不自由させたくなくて、子供と出かけてコーヒー1杯も節約していました。
そのような世代が、このような人のためではなく、平然と自分のためだけのビジネスをやっていることが本当に情けなく感じます。
このようなどうしようもない経営者を見た若い人たちが、「うらやましがったり、不労所得を目指したりすること」があるのかと思うとこのような経営者はいなくなってほしいと切に思います。
よくツイッターのDMなどでコンサルを誘ってくる若い人達はこのようなどうしようもない大人から教わったのかと思うと本当に残念でなりません。きちんとやられている人もいるとは思いますが、どうか本当に世の中のために人のためになるビジネスをされていただけたらと心から願います。
「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」で商売は売る人にもメリットがあり、買う人にもメリットがあり、世間にもメリットのある、3つの方向のためになるビジネスをするべきとの教えです。
最近よく聞くと思いますが「Win Win」ではなく「Win Win Win」でなければいけないという教えです。
世の中で長期的に継続しているビジネスはやはり世の中になくてはならないものになっています。
最近ではスマートフォンやインターネットです。これがなくなることはないのではないでしょうか?
20~30年前はトヨタ自動車やその関係企業に入社すれば「一生食いっぱぐれることはない」とまで言われていましたが、自動車は購入するものではなくなりはじめていますが自動車がなくなることはないでしょう。それは世の中に人や物の移動に自動車は必然なものだからです。
この必然が「世間よし」なのです。
これから、ご自分でやられる方は誠実な正しい王道のビジネスを進めていただけることを切に願います。
以前、「三方よし」について書いた記事です。よろしければご確認ください。