毎年1月の3連休は仕事の負担になっていると思いませんか?
成人の日は2000年の法改正により、1月15日から1月第2月曜日に改正されたのですがハッピーマンデーによる3連休で経済効果も上がることで変更されたのです。
今回の年末年始は9連休となった方が多かったのではないでしょうか?
私はこの毎年1月の3連休は
第2月曜日から第3または第4月曜日に変更すべきではないかと思うのです。
仕事に対して、モチベーションの高い方や経営者は同じように思っている方が非常に多いのではないでしょうか?
理由としては
☑年末年始で十分に休養をとることができ、今年の目標をもって仕事を開始したのにすぐにまた休まないといけないため勢いに乗れない。
☑正月休み中に溜まった業務を処理しなければならないがすぐに3連休のため残業でカバーすることになっている。
☑年末年始休み前の繁忙と休み明けの繁忙を越えてもすぐに3連休になるため、その前後も繁忙になり、4つの繁忙時期を乗り越える体制で年始から疲弊する。
☑「今年はがんばる」という目標や意欲も年始から2週間は処理に明け暮れるため、目標よりも目の前の処理が優先となり、一年間の目標意識が薄れてしまう。
☑外回りの営業担当も年始から営業先がどこも2週間はバタバタしているので、年始の挨拶も具体的なビジネスの話もできず、年始の挨拶だけになってしまう。
☑子育て中で年末年始は遠方に旅行に行かない場合、近隣の日帰りで行ける周辺のいろんなところに出かけたばかりで行く場所がない。
☑子育て中の方は正月明けに出費を抑えるために近隣に出かけるため、近隣が非常に混雑している。
メリットもあります。
☑年始に会社に行きたくないと思ってサザエさん症候群になったりしているが、5日出勤したら、すぐに3連休だからがんばって出勤しようと思える。
☑年末年始の旅行を我慢し、旅行プランの安い3連休に行くことにしている人にはデメリットだと感じる。
※他にもメリットはあると思いますが、思い浮かびませんでした。
このブログを書いている本日は3連休の初日で近くの繁華街に買い物に行ったのですが、いつもの土曜日よりも混雑していました。
個人的な感覚値ですが通常土曜日の1.3倍程度は混雑していたと感じました。
また、昼食時間にビジネス街にも出向いてみたのですが、いつもの土曜日よりも昼休憩でオフィスから外に出ている人も多く感じました。
このようなサラリーマンの方は年始の仕事が繁忙のため年初から6連続出勤をされることになっているようです。
私も以前勤務した会社で土曜出勤しないと第2週も繁忙が続くため、自分の担当部署のメンバーと土曜日出勤を行ったこともあります。
結局はこの振替休日を給与の締め日(10日や15日締め)までに消化するのにも四苦八苦したこともあります。
結局は経済効果は薄いのではないでしょうか?
本来のこの祝日は『成人の日』で「大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としているので、経済効果だけが目的ではないというのも理解でき、お祝いしてあげることには賛成で成人の日を反対している訳ではございません。私の子供も今年20歳になり、来年が成人式ですので...
働き方改革を進める上で、ハッピーマンデーはもう少し国民のこのような過度な負担にならないようにもう少し実態を調査した上での祝日の見直しをお願いしたいと感じています。
また、この件は民間だけではなく、公務員の方も年始から忙しい中で、成人式の準備も進めることが負担になっているはずです。
別件ですが、土曜の祝日も振替休日にするのも一緒に検討していただきたいものです。