弱いの知ってるけど

弱い自分と向き合い勇気を出させて30年サラリーマンを頑張ってきました。転職5回、仕事や転職の失敗談や理不尽・達成感・乗り越えた経験を紹介させてもらってます。 少しでも力になれたら、嬉しいです

サラリーマンはいざという時のために転職候補の種を蒔くべき

こんにちは、gambaさとーです。

社会人はいざという時のために転職候補の種を蒔くべきとのお話しです。そして、私は種を蒔いて、本当に運が良いという体験をしました。

運は良いとか悪いのではなく、がんばっていれば...後悔のない人生を歩んでいれば...運が良いと感じられるとも言われます。

同じ会社に最長で17年在籍していたのですが、会社は業績が良い時も悪い時もあります。正に生き物だとつくづく感じました。ジェットコースターのようでした。

 

①上昇

その会社に入社して、最初の数年は前年比130%成長が続きました。あまりの売上拡大に全社員、部署が混乱していました。

(頑張らざる負えない状況で収入も毎年上がっていきました)

 

②下降

やっと落ち着いた。これで一息いれられると思ったら、その年の受注が突然少なくなりました。前年比30%のダウンだったと思います。その後はすぐにリストラがはじまりました。多くの社員、アルバイトが辞めていきました。

(この時、子供が生まれ収入ダウンで大変でした、毎年、年収が減り続けていました)

 

③上昇

そして、経営も一新してから社内の連携を強化してV字回復していきました。1万円札を束にしたら、横に立つほどのボーナスももらえました。

(会社に残ってよかったと思いました)

 

④横ばい

それぞれの事業が整理され個々にがんばり続けてましたが努力が報われず、踊り場の時期でした。

 (やってもやっても成果が出にくくもっともしんどい時期でした)

⑤下降

業績が下がりはじめました。そして、私は退職しました。

 

⑥さらに下降

買収され、大企業のグループ傘下へ

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このように会社というものはほとんどが上昇時期か下降時期で常に多くの課題や問題を抱えています。良い時がずっと続くのがよいのですが、そのようにはなかなかいかないものです。当然、この会社の業績の上下に個人の年収も上下して影響します。

私は通販業界だったのですが、世の中が景気が上昇していると会社や業界は低迷し、景気が悪い時には会社も業界も業績が良いというおもしろい業界でした。企業の努力の影響ではなく、世の中の景気も影響するのです。

 

サラリーマンとはいえこのように安定し続けているものではないのです。

そこで、サラリーマンは種まきが必要だと私は思います。

 

その種まきとは

「万一会社でリストラにあってもなくても、転職できる先を確保しておくということです」それは転職サイトに登録するのではなく、取引先企業などとの関係性を作り、一緒に仕事したいと思える経営者などに強いコネを持っておくということです。

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私の場合は同じ通販業界の企業からアウトソーシング(外部委託)された業務を担当もしていたので、クライアント企業と直接ノウハウの提供なども行い、中小企業の経営層とも直接会うことも多く、可愛がっていただいたり頼ってもいただいていました。「うちの会社に来てよ~!」と笑いながらで言われたりすることもあり、私も「今の会社辞めたら入社させてくださいよ!」と言ったりしていました。

このように言われるとクライアントのためにもっとがんばろうと思えるだけでも今の仕事の質が上がり更によい関係にもつながります。また、いざという時の転職候補になります。自分にとって両方が良い状況となります。

また、この状況であれば社内に対しても対等な気持ちで仕事もできるので精神的にも自立でき気持ちが安定するので思考も冷静になれます。

私はこのような状況を35歳以降から作るようにしていました。そして、40歳を過ぎて転勤となり、転職候補にしていた企業の担当も離れることになりました。この頃、会社も低迷しはじめていたこともあり転職を動きはじめました。登録してみた人材紹介会社に聞いてみると「40歳過ぎると厳しいですよ」とシニア担当にまわされました。そのようなことを言われた翌日に、なんと私の転勤前に転職候補だったクライアント企業がハンティング会社を使って、私のハンティングに動いていました。

ハンティング会社から連絡があり「あなたの知っている企業があなたをほしいと言ってますので会って話しがしたい」とのことでした。

このタイミングは単なる偶然なのですが、本当に驚きました。このようなタイミングでこんなことがあり、神様が新しい道進みなさいと言っているように感じました。

転居を伴う転職となりましたが1~2度しか行ったことのない大阪という新天地に引越しました。

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本当に何があるかわからないものだと思いました。そして、種を蒔いておくことの大切さも感じました。

 

そして、その後は17年在籍していた会社は低迷し続け自社では再建が難しくなり、大企業のグループの傘下に買収されました。上場も廃止となり赤字がその後何年も続いているようです。

私は転職したことで年収は増えた上に毎年増えることになりました。その転職した企業にいるときも次に転職できる先を確保することもこれまでと同様に仕事をしながら動いていました。中小企業は危ういとすぐに感じました。

サラリーマンという経営には都合の良い使われる仕事をしているのですから、その程度の回避策はずるい考え方かもしれませんがサラリーマンの必須で備えておくべきだと思います。また、転職候補の種を蒔くことで取引先との関係性も築けるので本当に良いことだと思います。

是非、これを読んでいただいたサラリーマンの方は種蒔きやってみてください。本当におすすめです。

残念ながら会社は個人を守ってはくれません。それにも関わらず「社員は家族」などと言って人材確保している偽善な経営者もいます。サラリーマンなりの完全依存からの脱却・自立をおすすめします。