弱いの知ってるけど

弱い自分と向き合い勇気を出させて30年サラリーマンを頑張ってきました。転職5回、仕事や転職の失敗談や理不尽・達成感・乗り越えた経験を紹介させてもらってます。 少しでも力になれたら、嬉しいです

転勤は対人対応力をつけられ、転職にもつながったこと

30年のサラリ-マン生活を振返ってみると転勤4回、転居6回、転職5回もありました。転居をともなう転職も2回です。

いろいろな職場で働いてきましたが、その都度、1から人の名前を覚えて、役割や強みを把握していくのですが、これが最初はいつも大変で面倒にも感じました。

人の顔写真と名前の一覧をもらえたところが1箇所だけありました。「こんなのいる?学校じゃないよ!」と思ったのですが、実際に1日1回この一覧を見ながら「あの人が〇〇さん」と確認するだけで他の職場よりも半分以下の時間で早く覚えることができました。以外と役立つので会社で準備されるのもおすすめです。

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人を覚えるには顔写真付き一覧もおすすめです。

この顔写真付き一覧をもらった会社は人のつながりや社内のつながりを大事にしている環境だったのでこのような発想が出てきたのだと思います。こんなことも会社の環境の特徴が出ますね。

 

私は自分の中でもっとも充実し、苦労もし、もっとも成長させてくれた17年勤務した会社でした、この会社だけは転勤がありました。自ら手を上げて転勤したことも2回ありました。

先ほども言いましたが転勤はそれなりに大変なのですが、繰り返していくと人間は不思議なもので慣れていきます。「変化をすることにも慣れることが人間はできるのかな?」とも思いましたが、所詮、同じ会社ですから実際の仕事はそれほど大きくは変わりませんので対応力が一気に上がる訳ではありません。

しかし、同じ会社でもいろいろな人を知ることや出会うこと等の対人対応力はやはり上がります。人は結局、転職しても環境への適応はほとんどが対人なんですよね。人なんです。人は今まであったことのない人間と出会うとまっさきに拒否反応を起こします。このような変わった人への対応方法がわからないからです。

人間の世界で生きてる訳ですからある程度の対人対応力は必要です。私は転勤でその力が養われるのです。私が勤務していた会社は1拠点に100名~300名は勤務していたので、より一層いろいろな人と巡り合うことができました。人が多いといろいろな想定外の事件も発生するのでそれが、鍛えてくれたのです。人が勤務中に倒れたり、救急車で運ばれたり、不正が発覚したりなどいろいろありました。

 

私は本当は人が苦手です。できれば他の人には関わりたくないと思っている人間です。関わるべきは本当に仲良くしたいと思う人だけでよいという考えをしています。これは若い頃からそうでした。私と同じ人は以外と多いらしいですが...

 

社会では人と関わらないと生きていけないため、自分の苦手な対人対応力に関しては、自分の課題として自分に課していました。

自分が苦手だからこそ、社内の人と人とのトラブルについては、まっさきに関わろうとして間に入って、自分が一番困っていました。

社員とパート職員の言った言わないのトラブルもあり、よく関わっていきました。

また、顧客からのクレームも進んで対応していました。一般顧客なので凄んでくる顧客もいましたし本物の反社会的勢力だったり、その振りをする悪質な顧客に「行くぞ!殺すぞ!」とまで言われたこともありました。(今ならカスタマーハラスメントですね!)

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対人対応力は苦手なことや面倒なことに積極的に関わる!

このように苦手なところに自分を率先して向かわせないと、苦手なことや面倒なことから避けるような人間に陥ってしまうのが怖かったからです。

このように心がけると自分も心の負担が多くなりますが、発生したことを深く考えることができるので社内のトラブルも解決する知恵がついていきます。自分の知恵の引き出しが増えていきます。そして、解決すると達成感も感じられ、自分の存在意義を感じ、自信にもなり、その経験が蓄積されていきます。

なんでもそうかもしれませんが

 自分が苦手なことや面倒なことほど、積極的に関わる!

これが対人対応力だけではなく、自分が生きていくための知恵や考えの深さを育ててくれ、ビジネス上でもマネジメントスキルをつけてくれます。

今はこのようなことを避ける人が多い時代ですよね、へたに関わって面倒なことになってしまったり、自分に損になることもあるからです。それも理解はできます。

このように考えることはできないでしょうか。

多くの人が苦手なこと、面倒なことに関わらないからこそ、自分の道を見つけるために自分だけでもそのようなことに関わる人間になってみようかな...とです。

このような行動をすると自分が関わらなければよかったと傷つく時もありますが、周囲の同僚や上司部下の見る目が変わってきます。頼られる存在に変わります。それを肌で感じるようになります。そして、その先の将来は昇格したり、ヘッドハンティングされるような人材になっていきます。先ほどもお話したように人が苦手な私がそのように乗り越えてできました。

最近は本当に変化を望まないことも、変化を望むこともそうですが、いろいろな仕事の仕方を個人が選択できる素晴らしい自由な時代になりました。

それでもいろいろなものが進化し、そのスピードも速くなっているのでより高い効率化を図るようになってきていますが、対人や人に関わるものは感情があるので、仕組みやシステムで対応するのはできません。

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人まで効率化しない!人にはしっかり時間をかけるべきです!

効率化を優先して無視すると後に人の感情で足を引っ張られることもあります。人にはしっかり時間をかけるべきです。

私は唯一ヘッドハンティングで転職した先で「こんな面接で合格?」と驚くほど礼儀のできていない一方的な質問ばかりをする経営陣の会社だったのですが、部長職で入社して3ケ月で辞めました。続けることもできましたが、社内にも顧客にもないがしろで、金を払っているから指示された仕事をすればよいと部品扱いをする会社だったからです。本当に人に対してないがしろにしてはいけないです。

これまでの退職・転職・転勤は自分で決めたので一切後悔はしていません。

必要な対人対応力など自分の得意や苦手なスキルの目標を持ち、自分で進むべき道を決めて、自分の判断で悔いのない人生を進んでほしいです。

後悔のない人生を!