弱いの知ってるけど

弱い自分と向き合い勇気を出させて30年サラリーマンを頑張ってきました。転職5回、仕事や転職の失敗談や理不尽・達成感・乗り越えた経験を紹介させてもらってます。 少しでも力になれたら、嬉しいです

転職・面接のノウハウが人を委縮させてしまう!

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転職面接のノウハウが人を画一的にし、委縮させる!

私の転職や面接のノウハウに対する考えをお伝えしたいと思います。

 

「転職は良くない」とか「転職回数が多いのは良くない」との考え方がまだまだ強いですね。この根本原因は終身雇用制度があったからですが、実は世の多くの経営者が従業員を抱え込んで安定させたいとの思いが強いからでそれが常態化してるのだと思います。これは個人というか従業員の成長よりも自分の会社の安定を優先する経営側の都合です。

ある中小企業に在籍していたときに朝礼でそこの社長が「条件は、今よりいい会社」という転職会社のテレビCMを見て「あのCMはおかしい!」と全職員の前で言っていました。確かに私も「今の若者に他力本願をすすめるのか?」などとは思いましたが、経営者は言ってはいけないことだと思います。

若者に響きやすいインパクトのあるCMなので、このキャッチコピーで転職を考える人も多かったかとは思いますが、経営する側はCMを責めるのではなく、若者に響く魅力ある経営を目指すべきです。非難するだけに見えて非常に情けない気持ちになりました。

「外部セミナーに行かせると社員が会社辞めるから行かせない!」と社長が平然と言う会社もいまだにあるようですが、私が勤めていた会社も私が入社する前はそうでした。

入社してすぐに外部研修は自己啓発なので「就業時間外に自費で行くこと」などのルールというものが存在していたので、「平日しかないセミナーはどうしたらいいですか?」などと質問して、渋々行けるように変えてもらったりしました。

 

このように社内の制度を変えてしまう人間だったので、「経営者の違和感」という訳のわからない基準で嫌がられたんですけどね(笑) 

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転職したからこその自信も持てます!

私は30年以上で5回転職してきたのですが、いろいろな会社を経験できたからこそ

「大企業の中小企業の経営的視点の違い」

「人とのコミュニケーションスキル」

「いろいろな人の出会いや考え方」

「企業ごとの厳しさ、甘さ」

等などを学ぶことができました。

それによって自分の考えも成長し、ヘッドハンティングで声もかけていただけるまでになりました。

 

これからは副業するのは当然の時代になっていきますが、なぜか転職だけは気軽にできない社会のまま当面は行くのではないかと感じます。

副業もいいですが、主業である勤務先の選択もどんどん広げられる社会が良いと思いませんか? 個人が実力をつけてステップアップのチャンスをつかめる転職が認められる社会にするべきだと思います。

 

人材紹介企業のホームページで

「転職回数が20代で3回以上、トータルで5回以上は不利になる」

というような記事があったりしますが、

「飽きやすいと思われる、入社しても続かないのでは?」等と思われる

これに対し対策としての回答を準備するようなことをすすめています。

 

私はこのように「転職回数が多いと入社しても続かないと考える企業」には入社する必要はないと思います。

そこに無理矢理、取り繕うことを考える必要もないし、事実を回答して、相手がどう思うかは相手次第ではないですか。もし、取り繕って入社し、取り繕いたくて転職を決めたのではないですよね? 本末転倒になります!

その時々の転職理由は自分なりに思い出してまとめておく必要はあると思いますが、このような準備をさせることがノウハウとして提示されると面接される側は言い訳のセリフをきちんと言えるかだけに神経を使い、委縮し、最終的にはずっと緊張して本人の良さが出せず、終始言い訳だけを言ってしまう面接で自信をなくすことにつながっていくと思います。

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面接の失敗が転職は悪いこととインプットされて自信をなくします!

このような失敗をさせています。そして、転職は悪いことと自分にインプットされます。

こんな昔のような「人を疑ってみられる面接方法」をいまだにやっていたり、そのような判断をする会社は時代の変化に対応できていないので、入社しなくてよいのではと思います。

本来、面接官が見るべきポイントは本人が入社したときの可能性であって、ストレス耐性は判断の一部です。

  

私も人材紹介会社に何社も登録した経験がありますが、履歴書や職務経歴書の添削はやってもらいませんでした。また、転職のための面接の受け方の講習にも参加を案内されましたが、どうも必要性をどちらも感じなかったからやめました。

 これからは自分の表現したい履歴書や職務経歴書を考えてみるのがいいです。

 

他の人と異なる飛び抜けた応募書類は目を引きます。

私は以前、履歴書を1枚書くのに2時間かけて書いていました。字が下手でコンプレックスだったので、明朝体の一文字一文字を辞書で見ながら明朝体に真似てきれいに書いていました。入社後に「男性なのに履歴書があまりにも綺麗でパソコンのような文字だったので、本人を見てみたいと思い書類選考を通した」と言われたこともありました。やはり、他人と違うことは大切だと思いますし、私の場合はコンプレックスを超えるためにやったことが逆に個性につながりました。

それ以降、転職先への職務経歴書の最後には「自分の経験してきたことやこれからやりたいことなどの想い」を記載するようにもしました。面接時にはそこが一番見られて、質問もそこからされることが多かったので、自分の想いが強く深いところまで考えていることなので話もはずみ自分をより知ってもらう良い面接になります。

もう大学の就活で教わったことや人材紹介会社のホームページに書いてある応募書類の画一的な書き方はやめて、是非、自分の得意なことやこれからやりたい想いを思い切り記載してみてはいかがでしょうか。