弱いの知ってるけど

弱い自分と向き合い勇気を出させて30年サラリーマンを頑張ってきました。転職5回、仕事や転職の失敗談や理不尽・達成感・乗り越えた経験を紹介させてもらってます。 少しでも力になれたら、嬉しいです

自信がないのは良いこと

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「自信がない」という思いをしたことは数え切れません!

「自信がない」という思いをしたことは今までどれだけあることか!

本当に数え切れません!

今だから、経験したからこそ、このように言えますけど当時は本当に毎日が勇気との闘いでした。

笑われたり呆れられると思いますが18歳で初めて上京して一人暮らしをはじめたときには、こんなことに不安を抱いていました。

〇転入届を役所に届けるって、行って対応してくれなかったらどうしよう~

〇電車に乗ってるときに、田舎者と気づかれたらどうしよう~

〇標準語が話せないけど、通じなかったらどうしよう~

〇電気代、水道代が高かったらどうしよう~

〇この家に泥棒が入ったらどうしよう~

〇この部屋で体が動かなくなったら、誰にも気づかれず死んでしまったらどうしよう~

今のようにインターネットもなかったのですぐに調べるすべがなく、自宅に電話もなかったので公衆電話まで行って、104の電話番号案内で電話番号を聞いてから、更に電話をかけ問合せるようなことをしていました。

今はちょっとした情報もすぐに手に入るので比べられないほど便利になりましたね!

インターネットは欠かせないインフラだと実感します。

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私は心配性で神経質なんです!

それから、私の性格が心配性で神経質なことに気づかれましたよね!

 

先ほど上げた生活の不安は、経験することでクリアしていけたのですが、社会人になるとこの心配性で神経質な自分のことが大きなコンプレックスになっていきました。

①なぜ、自分は何をするにも自信がないのか?

②他の人や同期入社の人は都会育ちだからすぐにできるけど自分は田舎者だからすぐにはできないのではないか?

③都会の人は人の多い環境で育ったから人前でも積極的にできるが田舎者の自分は人の少ないところで育ったからできないのでは?

④仕事で何をするにも神経質で自信がないためその先にどうなるのかが気になって進められない?

このような性格が嫌で嫌で大きなコンプレックスでした。

そのために何をするべきか?と自分で懸命に考えましたがなかなか見つけられません。そして、たまたま読んだ本なのですが、自叙伝でタイトルや作家は忘れましたが、留学が少しずつはじまった時代に小さな体の日本人がアメリカの大学に留学し、見た目でもバカにされイジメられはじめていました。ある日その大学で一番ケンカの強いイジメのリーダーの男と戦うことになり、他の学生もいる中で、見事に勝ってから大学生活が一変して、自信も持てるようになり、その後、成功していくという内容でした。

私が田舎から上京して、都会の人の世界に飛び込んだのと同じ状況と重なり、本当に勇気や希望をこの著者からもらいました。

そして、このような小さな勇気をもらいたくて、いろいろな本を探しては読むことを続けていきました。

そして、ある一定の結論をもつことができました。

自信がないのは自分の性格だから仕方ない。

それなら、自分の心配を少なくするための事前準備を多くする。

それが他人の倍以上必要でもそこだけは、他人にどう思われても信念を持って進める。

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他人の倍以上の事前準備でも信念もって進める!

それからは、このように他の人がやらないことまで自分は行動するようになりました。よく「そんなところまで準備する必要はないよ!」と言われたこともありましたが、自分で納得するまでやっていました。確実に非効率です。

このように会社で行動していると1年も経過すると他の同僚よりも知識が詳しいことが多かったり、視野が広がっていました。

そして、当然、自然と頼られることも多くなり、更にいろいろなイレギュラーな対応や処理までできるようになっていきました。

気がつくとその所属部署のナンバー2とまで言われるようになり、その後はその部署の長にまでなることができました。

 

このように自信がないからこそ、他人よりも学ぶことに懸命になり、それが、結果的に自分を成長させることにつながります。

 

だから、自信がないことは悪いことではないのです。

 

もっとも良くないのは、自信がないのに自信のある素振りやパフォーマンスばかりをして、学んだり調べたりせず、結果として成長しないことです。

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自信がないから努力できる!それが人生を切り拓く!

私が部署の長になってから、本社で会議があったときに他の部署の長が、大事な仕事を社員まかせにしてしまったことで不祥事を起こし、人事異動になったことに対し、当時の社長からこのような言葉がありました。

「管理職は部下の社員のことをしっかりみてほしい、そして、そのためには自分の部署の仕事に自信を持たないでほしい、それが過信につながり不祥事につながる、社員みんなの幸せのためにそのように行動してほしい」という話しでした。

自分がこれまで自信がないことに苦しんできたことは正しかったんだと感じました。

 確かに私も人よりもがんばれたのは自信がなかったからで、自信があったら成長できていなかった。これからも自信がなくていいんだと心から思いました。

自信がないから、自信がある振りをするのではなく、自信を持てるようになるために努力することがもっとも大切なのです。

ですから、自信がないことは良いことなのです。

会社の仕事でも、プロジェクトでも、転職でも、結婚でも、子供ができても、自信がないことは良いことと考え努力しましょう。それが、必ず幸せにつながります。

是非、自信がないことで悩んでいる人達のご参考になれば本当に嬉しいです。