弱いの知ってるけど

弱い自分と向き合い勇気を出させて30年サラリーマンを頑張ってきました。転職5回、仕事や転職の失敗談や理不尽・達成感・乗り越えた経験を紹介させてもらってます。 少しでも力になれたら、嬉しいです

休日でも仕事の悩みを思い出すことの解決策

休日に仕事の悩みを思い出すことが憂鬱に感じる方は多いのではないでしょうか?

「散歩してみる、映画を見てみる」などの息抜きのことではありません。私が本当にやってきたことをご紹介します。

休日は休みをしっかり楽しんだり、ゆっくりしたりしたい考えているのについ仕事のことを思い出し、仕事の悩みや期限、問題まで考えてしまうことが憂鬱に感じてしまいますよね。

私もこのことが非常に苦痛でプライベートと仕事をくっきり分けたいと思い、いろいろ試行錯誤しましたが全くうまくいきませんでした。「仕事のことは忘れろ!忘れろ!」と自分に言い聞かせてみると更に仕事のことが脳からどんどん出てきてしまいます。逆にやってみようと「仕事のことを考えよう!考えよう!」とすると仕事とプライベートが混じって、脳から出てきています。

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休日なのに仕事が頭から離れない

結局、混ぜこぜです。

これなら休みを楽しむことができない!という結論に達したこともあります。

それでも休日に外出すると楽しんでいる人はいっぱいいます。自分だけがおかしいのではないかとまで感じました。

そして、もうこのことは悩まないようにしようと考えてそのままにしておきました。相変わらず楽しくない休日を過ごしていました。

 

しばらくすると仕事も年数を重ねるごとに責任も少しづつ重くなり、忙しくなりはじめました。そして、職位もついた頃には休日も仕事のことで頭がいっぱいになりました。

「早めにやらなければいけない仕事」「多少期限のある仕事」がいろいろ重なり、キャパオーバーで休日も会社に出勤するようになりました。休日出勤は仕方ないと諦めていましたがこのような出勤をするうちに仕事は慣れるものですね。生産性は上がっていきました。そして、毎週の休日出勤も解消するようになっていきました。

私の場合は覚悟を決めて、休日に出勤して一気に仕事をしようとすることで普段の仕事を「平日に行うこと」と「休日に行うこと」の2つに分けたことで仕事の優先順位を2段階にすることの判断が早くなり、整理できるようになったことが大きかったです。

「この仕事はいつやるかを今決める」ということを自分に課して、優先順位を即判断する癖がつきました。

そして、相変わらず自宅に帰っても仕事のことは思い出してしまうので、自宅では小さな手帳をテレビの上に置いて、やらなければいけないことをテレビを見ている時に思い出すのですぐに「内容と優先順位」を記載していました。当然、翌日出社したら、この手帳の課題を予定に組み込んでいました。

このようなことを続けていると自分の仕事や課題が整理され、アイデアも出社してから検討できるので、職場では仕事が濃密になり集中力も上がりました。また、自宅に帰ったときには、頭をよぎった仕事のことを手帳に記載してしまうので、それで安心して、心に余裕できはじめました。

不思議なほど余裕ができます。

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仕事で思いついたことはすぐに手帳に記入する

そして、このような癖付けをすることで、休日にも仕事のことが頭に浮かんでも、すぐに手帳に記入し、すぐにすっきりできるようになりました。

私は最初は手のひらサイズのメモ帳だったのですが、その後は会社の自分のメールへ携帯から仕事の件は1件づつすぐに送信するように変えました。

 

普段の仕事でもこの癖付けを行うようになりました。

●検討する課題、考えたり調べる課題が発生したとき

⇒自分のスケジュールやタスク管理に〇月〇日16:00~18:00と登録し、例えばこの2時間で調べて報告書まで作成してしまうというようにしています。日時まで登録してしまいます。

●プレゼン用報告書の作成

⇒上記と同じように集計業務〇月〇日15:00~16:00と資料作成とリハ〇月〇日10:00~12:00として2~3段階にして登録してしまいます。

 

※ポイントとしては

「課題はすぐに適当でもスケジューリングしてしまう」

「考える時間もスケジューリングしてその時間で結論を出してしまう」

「スケジュール通りに仕事を必ずやり遂げる」

「どうしても無理ならもう一度スケジューリングする」

「期限が先でも残業してでもその日にやり遂げる」

これが本当におすすめです。

これを自分に課せばこの悩みは解決できます。

 

余談ですが、

何でもワークライフバランスが崩れているとすぐに考えてしまう方が多いようですが、それはどうも誤解です。

 

 内閣府が打ち出しているワークライフバランスとは「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」を目指すこととされています。

本来のワークライフバランスという言葉もこのような内閣府の打ち出しているものです。

簡単にとらえると

ワークは充実感を持ち仕事の責任を果たす

ライフは家庭地域生活の子育て中高年期の各段階で多様な生き方をできる

ということのようです。

決して、ワークがストレスを感じない仕事で、ライフが家庭生活を充実させるというものではありません。充実感を持って仕事の責任を果たすことが正しいので、充実感を持った仕事の術を身につけておくことが大切です。

 

ご紹介したことでも解決できない場合には、違う道への転職も検討されてみてはいかがでしょうか?

転職が全て正しいとは思いませんが、自分が転職した場合の市場価値も理解しておくことも自分を客観的にみることができます。

私の別のブログでも【「今、転職した場合の年収」を知ることのすすめ】で紹介しています。

www.gambasato.com