弱いの知ってるけど

弱い自分と向き合い勇気を出させて30年サラリーマンを頑張ってきました。転職5回、仕事や転職の失敗談や理不尽・達成感・乗り越えた経験を紹介させてもらってます。 少しでも力になれたら、嬉しいです

「会社を変えてやる」で人生が変わる(昇進・転職など人生の転換期にもおすすめです)

kai私の会社員生活30年の中で転職を5回ほど繰り返してきたのですが、零細企業でも上場企業でも思っていたのは、なぜか「会社を変えてやる」とずっと思っていました。

なぜそのようなことを思っていたかというと基本的にどの会社も好きではありませんでした。そして、「そのやり方おかしいでしょう!?」と思うことが多々ありま2019/12/05/164159した。

どこに入社してもこのような気持ちが出てくるのです。

「それは会社がおかしいのではなく、自分がおかしいのではないか?」とも冷静に何度も考え直しましたが、やはりどうしても自分が正しいという結論に達するのです。

反骨心が強いとか、のし上がりたいとかは思わない方です。どちらかというと平均的なサラリーマンで自分で言うのもなんですが性格はおとなしい方です(笑)

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「会社を変えてやる」

そして、勤務したそれぞれの会社で「会社を変えてやる」と思い、いろいろ変えていきました。所属長になったときには、「これでやりたいことできるぞ!」と感じ、最初は苦労したもののやりたいようにやることはできました。一気にうまくいったこともあります。

 

その時やりたかったことは社員もアルバイトにも以下のような考え方を理解して行動してもらうことです。

 対人コミュニケーションのトラブルを撲滅する環境の構築です。

●人を信じる、人を大事にする

●裏切られても信じる

●人に寄り添い必要なときにはすぐに助ける

●成長のために厳しいことも心を込めてしっかり伝える

●不満や納得していない様子があれば、すぐに本人としっかり向き合う

 

これに部下のみんなが共感してくれたので、社内の人間関係の問題が発生してもすぐに解決され、本当に自分がやっていることは正しかったと心から思えるまでになりました。

自分のやり方でうまく行ったことは本当に自分の大きな自信になり、今でも自分の大きな軸になっています。

しかし、その先はもっと大きな会社全体の視野で「会社がおかしいから変えたい」と感じることにもつながりました。結局、「会社を変えてやる」という思いです。

 

そのようなときにやたら個性的な新卒社員が私の部署に配属されてきました。

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新卒社員が「会社を変えてやる」

彼は新卒なのにBMWに乗っていて尖がっていました。最初から生意気な口を叩くのですが、その内容が「自分は入社した研修でこの会社の役員がおかしいと感じた、だから絶対に会社を変えたいそ役員も変えたいと思ってるんです。」と言われ、なぜ、自分と同じなのだろう?と不思議に思いました。

本人には私と一緒の考えであることを伝え、意気投合しました。

 

新卒の彼は10,000人の応募者の中からの10名程しか採用されない中で勝ち抜いてきたのです。途中で応募をやめようかとも考えたようですが、会社が成長していたことと大きかったのは人事や先輩社員の手厚いフォローで、この気づかいできる人達が多くいる会社に入りたいと思って、他の内定を蹴って決めたようです。

しかし、入社後の新人研修期間に役員の横柄な態度や言動に一気に幻滅したとのことでした。それを見てから、もう辞めようとさんざん悩んだようですが、何もやってないうちから辞めるのではなく行動してからと思い、反骨心がでてきて「この会社を変えてやる、横柄な役員を変えてやる」と決意したとのことです。

その気持ちには非常に共感したので、東京の拠点よりも本社が向いていると感じたので、「1年で本社に戻れるように私もがんばるから、このお客様の最前線の部署で濃い経験して、本社に戻って変えてほしい」と伝えました。

本人も目を輝かせて、懸命に仕事をクリアしていきました。そして、1年後に本社へ異動することができました。

 本社に異動してから、すぐに彼の上司から「彼のこれまでの素性について聞きたい」と連絡がありました。少し変わっているが反骨心があるので、少し大きな仕事をまかせてうまく育ててもらえれば大きな人間になる可能性があることを伝えました。

そして、その後は本社を変えるべく動いていました。私にも彼のがんばりが伝わってきて本当に嬉しく思いました。

そして、新卒の彼のこのような活躍を見て、自分がなぜ「会社がおかしい」と感じるのか気づいてきたのです。

それは私も会社に対し、愕然としたり呆れたことが何度もあったからです。それは、全国の拠点の所属長会議で各拠点ごとに月間の活動を報告するのですが、私のプレゼンだけは長時間に渡り役員に指摘されたり、イライラした態度をされたことが何度もありました。今なら完全にパワハラです。

他の人からも会議後に「役員に何か気にさわるようなことした?」と言われるほどでした。私は毎月この会議を苦痛に思っていましたが、「絶対におかしい!」と感じながらも立ち向かっていました。そのうち、担当役員が変わったのですが、そのことが私の中で「役員の機嫌で変わる会社にはしてはいけない」という正義感が沸いてきたのだと気づきました。その後、中小企業に転職しても、そこの社長の機嫌で判断が変わるという恐ろしい癖を持っていたので、同じように「会社を変えてやる」とすぐに思うようになりました。結局この会社の社長には時間と共に嫌われいきました。

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「会社を変えてやる」で人生が変わる

私にとって「会社を変えてやる」という思いは、「仕事で結果を出すこと」「自分のやり方を会社に認めさせること」そして「私のやり方を会社に広めたい思い」でした

これを自分が行動することにより、経営側も結果を正しく認め評価するようになったり、正しい意見が通る会社になったりすることにつなげてやると考えていました。

うまく伝えきれてないのが歯がゆいのですが、このようなちょっとした、「会社を変えてやる」というハングリー精神が昇進や転職などの自分を正しい人生の選択に向けてくれたり、いざという時に背中を押してくれます。

これで私は昇進やもっと条件のよい企業への転職などにもつながっていきました。

「会社を変えてやる」はサラリーマンにはおすすめです。