弱いの知ってるけど

弱い自分と向き合い勇気を出させて30年サラリーマンを頑張ってきました。転職5回、仕事や転職の失敗談や理不尽・達成感・乗り越えた経験を紹介させてもらってます。 少しでも力になれたら、嬉しいです

「自然に社長の道」を目指そうよ!

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この会社で社長になる!と入社する人は自分のためだけです。


「この会社で社長になる!」と入社する人はあまりいないと思います。

反対にこの会社で社長を目指そうと入社する人は、

「この会社なら社長になれそう!」

「この会社の社長なら楽できそう!」 等々

「自分のために...」が主目的の考えで、決して人はついていかないものです。

このような考えは

「社長になることだけが目的」

「楽に収入や権限を得たい」

「この会社のレベルなら自分は社長になれそう」

という安易な考えだったりします。

このような考えが根底にあると積極的に社内で動いていても、一緒に働いていて「カッコよくなりたい、社長の肩書きを持ちたい、楽して収入を得たい」だけの理由であることは周囲はすぐに気がつきます。

職場は長い時間一緒に過ごしているので本当に考えている心は特に部下から見ると気づいてしまうものなのです。

このような安易な志で本当に社長になったとしたら誰もついていかず会社は倒産するのは目に見えています。

「自分のためにということが主目的」は本当に人を離れさせます。 

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自分のために ⇒ 他人のために へ

 「自分のために」から「他人のために」へ

カッコよくなりたい!偉くなりたい!などの自己顕示欲ばかり強いと人としての成長に気づくのは難しいようです。

謙虚さや自分を俯瞰的に見ることで「自分のため」から「部下(他人)のため」にと段階的に変わっていくものですが、自分の貪欲さで謙虚さがわからなくしてしまうのです。

私は自分と向き合って以下のような段階で成長していきました。

<第一段階>

最初の平社員の頃は

「自分のために、お金のためにがんばっていました」

 

<第二段階>

昇格して人の上の立場になると

「同じよう自分のために、お金のためにと上司の期待通りに仕事をしないとも加わり、上を見て仕事してしまい、自分だけ空回りしていました。」

 

<第三段階>

担当部署の上司としてうまく進められたり進めなかったり苦しんでいました。

 「自分のために評価のためにがんばろうとしていることが部下に伝わっていき、気がつけば、チームワークすら作り上げられませんでした」

 

<第四段階>

部下のみんなががんばってくれるおかげでうまく進められることに感謝し、自分の部下のための仕事をしようと変えていきました。

「部下のためを常に考えて行動していると自分が気づけないところまでやってくれたり、同僚や仲間のための行動をしてくれて成果につながり、チームワークも構築できました」

 

このように社会に出て、会社のレールの上を走っていても「自分よりも人のための行動」ができなければ上の立場になってもうまく行きません。

正常な会社は上職位であればあるほど、ビジネススキルよりも謙虚さや人間的な魅力を同時に持ち合わせて、人の苦しみも理解できる人格者が上になっているものです。

 

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉があります。

読みは「みのるほどこうべをたれるいなほかな)です。

 ご存じの方も多いと思いますが、「人として立派になればなるほど謙虚である」ということわざで、田んぼの稲が実ると穂が重くなり、自然に頭が下がってくることを人格者ほど謙虚な姿勢であることを例えることわざとして使われています。

 このように自分自身が人間の成長という実をつければつけるほど人格はより謙虚になり頭も自然に下げることができるものです。

サラリーマンが会社で出世して、同時に人格を高めなければ、より上に行くことは難しいものです。しかし、独裁経営者の企業や中小企業はこのようなことが崩壊している会社もあります。 

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会社を私物化せず、従業員に感謝する謙虚さが大事!

会社の私物化

特にグループ経営を行っていない社長独裁の中小企業の経営者が「会社を私物化」しています。最近では大企業でも独裁の経営や会社を私物化して逮捕された自動車会社の外国人経営者もニュースになっています。

大企業でも中小企業でも会社の利益が出るのは経営者の力もありますが、従業員の力も含めた努力の結集が利益につながっています。

謙虚な経営者は従業員の努力ということを感謝するものですが、「自分の会社だ!」と思っている経営者は全てが自分の力で利益も出していると勘違いしています。

そして、その利益の大半を自分の役員報酬にまわし、株式の配当にまわしています。

決して悪いことではありませんが、そこに

「従業員みんなががんばってくれたから、このような報酬を受け取れることに感謝する思い」

これがあるかないかが大きいのです。

このような謙虚な考えのない経営者は自分の家庭や従業員との間でトラブルを抱えていることが多く、安易に金銭的な解決をして従業員の汗水を簡単に使います。

自分の会社の従業員が努力して得た利益を自分を守るために使用しているのです。

この事実を知ったら従業員は許せないはずです。

このようなことは隠し、当然のように行われているのです。

当然このような会社は最終的には世の中からは不要になっていくのです。

そのような経営者と感じたら、転職をするこも考えるべきだと思います。

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ビジネススキルと人格を高めることで自然と社長の道へ

どうせやるなら自然と社長を目指そうよ!

このようなどうしようもない経営者が多いのですが、それは「仕事の成長と人格の成長」の両輪が正しく回っていないからです。

人の上に立ち苦労してもその苦労は人格の成長につながります。

その過程をきちんと経験していくと次のステップ、次のステップと自然に上がっていきます。そして、気がつけば自然と社長の座も見えてくるものです。

どうせサラリーマンをやり続けるなら次のステップを繰返して自然と社長になることにつなげてもよいのではと思います。

是非、日ごろからのビジネススキルと人格を高めることをおすすめします。