弱いの知ってるけど

弱い自分と向き合い勇気を出させて30年サラリーマンを頑張ってきました。転職5回、仕事や転職の失敗談や理不尽・達成感・乗り越えた経験を紹介させてもらってます。 少しでも力になれたら、嬉しいです

高卒・フリーターへ自信を持ってほしい

私はコールセンターの管理者だったので、20代~30代の多くの男女のフリーターと出会ってきました。一般的には中途半端な若い人という印象が強いと思いますが、じっくり話すとそれぞれが学生よりも人生やこれから先の進む道を真剣に考え悩んでいる人がほとんどでした。

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そして、高卒だったり、大学中退だったりですが、このことにコンプレックスを持ってもいました。しかし、それを社会で跳ね返そうという思いも強く、いろいろな仕事に興味を持っていて非常に戦力になる人たちでした。実はこの人たちは社会で活躍したいという思いを強く持っています。そして、これからの進む道もよく考え悩んでいます。

私はこのような人たちがどれだけ戦力になって助けてもらったかわかりません。繁忙期には率先して休みを返上して出勤してくれたりしました。

このようにコンプレックスを持っているとそれが原動力になって、正にこの人たちが若くして、躍動している人たちだと感じたものです。

このようなフリーターの人たちと一緒に仕事をしていて、このような人たちの職場になったら、どれだけ最強のチームになるのだろうと考えたこともあります。しかし、冷静に一人一人のこと、将来を考えると自分の会社で時給で雇い続けることは、良いことではないと思うようになりました。がんばってくれてるからこそ、一人一人の将来を考えてあげないととよく面談の時間に一緒に将来を考えていました。

★本当にやりたいことを探している人

★大学に行けなかったけど、アルバイトでお金ためて行くことを目指している人

★社員になりたいけど、なったことがないので、社員としてやっていく自信がない人

★何もやりたいことはないけど、この職場でがんばってみたら楽しくなった人

★過去に社員で入社して、いじめられ、社員になるのがトラウマになっている人

 などなど、このような人たちです。

厳しい人から見れば、みんな自分に甘く、先に進めない人に見えると思います。しかし、この人たちは、本来の『小学校⇒中学校⇒高校⇒大学⇒就職』のあたり前の道に疑問を持ったから、その道にあえて進まなかったのです。

家にお金がなくて大学に行けなかったという人は今の時代、お金は奨学金でもどうにでもなったはずです。それを行かないのはこの多くの決められた道を先も考えずに進む大学生になりたくなかったというのが本音のようです。

私は素晴らしい考えを持った人たちだと感じました。

学生全てではないのですが、学生を見てて自分の将来もあまり考えず大学に行って、就職活動の時期になって、みんな就活してるから就活しようと行動し、企業を回って就職することが何かも考えず、面接の受け答えの方法やエントリーシートの書き方を学んで本当の自分ではない自分を演じて、本当にはやりたい仕事でも、行きたい会社でもないのに内定をもらうことが目標になり、内定で喜んで実際に入社となるとずっと演じ続けることに不安や途方に暮れて、途中で退職してしまうか、我慢して勤めるかになる人が多いのではないでしょうか。入社直前に病気になる人もいます。これが学生の実態であり、本音だと思います。「面接も仕事もうまくやりゃ~いいんだよ」と器用に対応する学生もいますが、このような考え方では会社で核の人材になるのもなかなか厳しいかもしれません。

フリーターは学生のこのような道を早めに気づいて、歩みたくないとあえて蹴ってしまったようです。そこは幼いことですが、蹴ってはみたもののとりあえずアルバイトをして、それからどうしようか考えようとしてしまっただけで、社会には背中を押してくれる人が少ないのでアルバイトのまま過ごしてしまっているのだと思います。

私はこのフリーターの人たちと話していて、自分にとっても会社にとっても戦力ダウンになるが、この人たちを巣立たせてあげて将来、幸せになってもらいたいと思うようになりました。

そして、定期的な面談時に一人一人に自分のやりたいことや目標を聞くようにしました。やりたいことが見つからない人が多いのですが、おおまかな将来設計を一緒に考えるようにしました。

「将来、結婚したい?」⇒したいです。

「子供ほしい?」⇒ほしいです。

「大学行きたい」⇒今更行く必要はないと感じてます。(この意見が多いです)

「30歳になったらどうしていたい?」⇒ちゃんと仕事して結婚して子供もいるかな。

このように聞いて自分の将来と今の年齢から、それができるには今、何を行動するべきかを話したりしました。

そして、私自身の進んだ道や悩んだこと、今なぜこの仕事をしているかも話しました。

私も20代の頃に同じように悩んで、今の仕事を選んだのは20代の頃からやりたかったわけではなく、今の仕事の存在すら知らなったことやたまたま配属された部署の仕事がコールセンターであって突き詰めていったら、自分の得意な仕事になっていったことなどを話してあげました。

 

そして、何人もが背中を少し押してあげるだけで、人材紹介会社や求人を見つけたり、資格取得にがんばったりして、時間をかけてでも巣立っていきました。

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このように「フリーター」「高卒」「中卒」でも「新卒で入社して退職した第二新卒」でもみんな自信をもって一歩二歩と少しずつでも踏み出してみてほしいのです。踏み出すことで自分の未来が少しでも広がっていきます。

やったことのない仕事でもチャレンジしてみれば、経験を積めば、出来るようになり、それが自信になり自分の天職と思えたりしてくるものです。

勇気を出して、やってみて、やり続ければ必ず自信になります。どうか、まずは自分の少ない経験でも自信がなくても行動をしてみてください。行動し続けていれば必ず巡り会います。

今はそのような「社員への就職の相談から面接対策、内定後のアフターフォローまでしてくれる人材会社ネオキャリアさん(大学中退、中卒、高卒の就職なら、第二新卒エージェントneo)もあるんです。素晴らしいです。

このような会社に自分の経験を素直に伝えて、勇気を出して相談して、社員への道を進んでいってほしいと思います。下にもバナーを貼っておきますので、このブログに出会えたみなさんの心に響けば幸いです。