弱いの知ってるけど

弱い自分と向き合い勇気を出させて30年サラリーマンを頑張ってきました。転職5回、仕事や転職の失敗談や理不尽・達成感・乗り越えた経験を紹介させてもらってます。 少しでも力になれたら、嬉しいです

私が面接が嫌いな理由(面接する方、される方へ)

私は転職を5回はしているので、企業への面接を受けたのは10回くらい経験していますがどうも好きになれません。面接を受けるのが苦手という方も多いのではないでしょうか?

また、その逆に面接官としての経験はアルバイトの方は1500人は超えていると思います。社員は50人ほどだと思います。

両方を経験していて、いろいろなやり方をやってきたのですが、転職もしているので、企業ごとにやり方の違いも経験してきました。面接する側の問題も見えてきました。

 

面接を受ける側は自分の志望動機や転職があればその経歴の理由を1社ごとに質問をされるのでそれに対する、理論武装をします。

これって、面接を受ける人の本当の姿ではないですよね?

また、面接をする人はこのような志望動機や経歴を聞いて、理論武装してあるので崩せることはないかと質問したり、矛盾をみつけて質問したりしますよね。

これで相手のストレス耐性を知るとか、理論性を知るということを狙っているとのことですが、本当に必要でしょうか?

ほとんどの面接官がこのようなことをしなければと真似事をしているだけなのではないでしょうか?

ストレス耐性や理論性をそこで見なくても、それを測る適正試験がありますよね。

 

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面接が嫌いな理由

この行為は傲慢な行為だと思います。

実は、このように面接される側の理論武装を崩すことで、自分の優位性を保つことと、一旦、蹴落として、それでも自分達のために這い上がってきた人は確実に言いなりにできるので、そのような人を採用しようとしているのではないかと思います。

つまり服従する人を採用しようとしているのではないかと思います。

服従させようと懸命に意識してやっている行為ではないでしょうが、そのような方法をするのは、過去にそのように服従できたからだと思います。

実は私もこのようなことをやったことがあるのですが、本来求める「成長性、協調性、柔軟性があり、自分の意思で自律して勤務してくれる人」を選択することにはつながってないと思いました。

  

私が入社して3ケ月で辞めた会社はまさにこのような面接をしていました。会社の業績が右肩上がりで伸びていたので、まあ、合格をもらったし成長している会社なのでと入社したのですが、やりがいも成長も難しいとすぐにわかりました。

やはり会社はトップダウン(上の指示命令に従って行う)方式でした。上からの指示はやることだけを要求され、スピードを求められる、それができて当たり前でもっとお客様のためにという意見は通らず、すべてコストのみで判断される風土でした。

 社員は役員不在時には職位のある社員も一緒になって不満を言い、小さな会議でも不満を言い合う時間が半分ほど使われている状況でした。 

業績が良いからと入社したのですが、これでは確実に業績が落ちると思い、社内の売上を確認したところ下方に動いていました。(やはりそうだったか~)

 

この時ばかりは後悔したのですが、それは、「面接時にこのような負の風土の会社の可能性があると読みとれていたのに」ということです。

その面接の時に気づいていたのは 

  1.  経歴の質問や経験の質問時に矛盾を指摘しようとする。服従を科すような行為が見えていたこと
  2. 基本的なことですが面接官3名が現れ誰なのか?自己紹介をしないこと(面接後に誰が役員で誰が人事部長かなど説明されました)
  3.  面接中に間が多くあったり、無理矢理するどい質問をしなければと思われている姿が見えました。面接を受ける側の人格を考えたらこのような行為はしません。
  4. 面接する側の意思の疎通がとれていないので、質問にストーリー性が全くない。
  5. こちらからの質問に役員にも関わらず「自分は入社したばかりなのでわからない」と笑いながら回答して誤魔化す。
  6. 会社の特徴や説明を質問しない限りしない。

面接する側は上、面接される側は下というまるで昭和の圧迫面接でした。

 

面接終了後に辞退しようと考えていましたが、すぐに採用の連絡があったため、そのときに知っていた業績と入社すればどうにかなるとの今考えると軽い判断でこのような痛い経験になりました。

 

このような服従させようとする心理は、上の立場になると無意識に持ちやすいものだと思いますので、十分に注意してください。

 

私は面接するときには、このようなことを意識しています

  1. 面接に来てくれたお礼と自分を含めた面接する側の人間の自己紹介から行う(事前に説明していても)
  2. 時事などの話しからはじめて、笑い話を必ず1つは行い、ここの面接は気軽に話せると思ってもらえるようにする(愛想笑いができない人は採用しないです。他人に気をつかわせ風土に影響を与える可能性がありますので)
  3. 仕事の説明、条件を説明しながら、他社にはない特色の説明も1~2つ入れる
  4. このようなリラックスしたなかで自然と質問してくれるようになれば、質問事項を一つ一つしなくても話してくれます。
  5. 少し聞きにくいことは笑顔で「まじめな質問もさせてくださいね」と伝えてから質問すればきちんと回答してくれます。
  6. 最後にも来社いただいたことと時間をいただいたことにお礼を伝え、エレベーターホールまでお見送りします。

このような方法であれば、適正試験以外の部分も把握することができます。

面接を受けた方も落ちても納得していただけます。 

 

採用された場合には、明るく積極的に研修など初めてくれることにつながります。

つまり、面接時点から、「意欲を高める教育」ができるのです

各企業の偉い方や人事部長など、これにぜひとも気づいてほしいです。

 

最近の転職サービスは何かに特化した会社が出てきていますね。

例えば、体育会・アスリートに特化した会社、株式会社アーシャルデザイン(アスリートの就職、転職を支援【アスリートエージェント】)や運送業に特化した転職サービス会社の株式会社日本総合建創(「しごとパックCMS」で運送業の採用課題、解決します)などです。

そして一番驚いたのが障害者転職に特化した会社、株式会社ゼネラルパートナーズ(障害者の就・転職ならアットジーピー【atGP】)があることです。是非ともがんばってほしいです。

特化した取り組みをされているのでリンクを貼らせていただきました。

 

最後に「面接で悩まれている方へ」

これから面接を受けられるときには、相手企業と対等だと思ってください。面接を受ける側も相手企業の対応が悪いと感じたり、特に社長であっても上から話しをされるように感じるということは、個人の成長より服従を求めていると判断してよいのではと思います。よって自己成長は見込めませんので、私なら合否が来る前に辞退します。

但し、この会社に入社して自分が会社を変えてやると思えるのであればそちらが正しいと思います。 

がんばってほしいので、株式会社ゼネラルパートナーズ様のバナーを貼らせていただきました。