弱いの知ってるけど

弱い自分と向き合い勇気を出させて30年サラリーマンを頑張ってきました。転職5回、仕事や転職の失敗談や理不尽・達成感・乗り越えた経験を紹介させてもらってます。 少しでも力になれたら、嬉しいです

中小企業の体質は見抜けます。

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社長の性格が中小企業は浸透していく

中小企業やベンチャー企業というものは、経営者の意志が自然と浸透していくものです。

どうしても人は「不安から逃れたい」という思いや保守性、安定性を求めているため、上を見て仕事してしまうのです。

 

平社員は上司のマネージャーを見る

   ↓

マネージャーは部長を見る

   ↓

部長は担当役員を見る

   ↓

担当役員は社長を見る

 

結局、このように上を見て仕事することが、トップである社長の意志を忖度することが役員からはじまり部長へと今度は逆に流れ平社員まで下りてくるのです。

このようにして企業文化、風土というものは社長の意志や性格までもが自然に形成されていくのです。

 

トップの社長が「必要以上にプライドが高すぎる」とするとその意志が下にもつながり、下の人間も自然に対外的にプライドが高くなっていくのです。 

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営業で担当者と話すだけでも企業体質がわかります。

営業職をされている方は気づいていると思いますが、営業に訪問した企業で「担当者でもそこまで無理に虚勢を張ってがんばらなくていいのに?」と感じる企業があります。

そのような企業は、経営者が強い劣等感をもっていて虚勢を張っているので、会社全体が対外的に虚勢の文化となり、このような態度になるのです。

 

また、一方で「ビジネスパートナーを大切にする」「取引先に感謝する」等という方針まで打ち出している会社もあるのですが、この方針を聞いてもいないのに伝えてくる企業もあります。

一見、良い取引きができそうな企業に見えるのですが、ここまで打ち出さないといけない本当の理由があるのです。

それは、その企業の経営者が

「自分の言うことを聞いてくれるなら取引きしてやる!」

という優位に立った取引きをしたい思いなのです。

 私たちは「良い人達です。良い会社です。」だから、取引きしたらこちらの多少の要求には応えてくれますよねということなのです。

もし、はじめて知り合った人から「自分は良い人です。優しく思いやりがあるのです。」と言ってこられたら本当に信用できますか?

怪しいですよね。

つまり、このような企業体質なのです。

会社も人も同じ生きものです。

ですから、中小企業はトップの性格までもそのまま会社の社員の対応に出てくるのです。 

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契約まで行くことはありません。

このような中小企業に営業に訪問し、契約までいったことはありません。

このような企業はアポイントもとれやすいのですが、何度、足を運んで営業しても実は時間と期待の無駄になりやすいのです。

担当者の暇つぶしにされていることもあります。

  

「プライドが高く虚勢を張る体質の企業」や「取引先を大事にすると主張する企業」と主張する大企業はほとんどありません。

それは先ほどの感情のような体質で仕事をせず、メリットとデメリットをしっかり分析した上で判断をするからです。

 

営業するにも就職するにも転職するにもこのような体質は中小企業であれば、ほとんど社員から企業体質が出てくるのです、そして、見抜くことができるのです。

企業を判断する参考になれば幸いです。